さまざまな症状があると思いますが、すべてに共通する大事なことはその人自身が良くなりたいかどうかです。
良くなりたいと毎日いろいろな努力をされている方も多いかと思います。
しかしそれでもよくならないときに人は皆、不安に襲われます。
「このままよくならないんじゃないか・・」
「手術するしかないのか・・」
とかそんなことが頭を駆け巡ります。
脳はそんな不安を感じていると症状を固定化します。
良くなるスイッチをいれてくれないのです。
日々の変化をもっと敏感に感じる身体の高感度センサーを磨いて欲しいと思います。
現代人は多くのストレスで自身の感覚を鈍感にしています。
鈍感にしないと生きていけないというところもあるかもしれませんが・・
例えばわかりやすいのは味覚ですが、濃い味になれると繊細な味がわからなくなります。
皮膚感覚や痛みなども同じようなことが起こっています。
日ごろから肩こりの方は
「マッサージ店で力いっぱいマッサージしてもらわんと効果がないねん」
「あそこのマッサージ店は力が弱くて全然効かんかったわ」
などよくある話です。
こんな方は鈍感力の極みで、またそれ以外では良くならないという固定概念もあってなかなか症状の改善につながらないと思います。
もちろん世の中には間違った健康法やトレーニングなどがたくさんあって何を信じていいかわからないくらいです。
当然、すべての人が良くなる健康法やトレーニングなどないのです。
まずは体に与える刺激、例えば強度なマッサージや食べすぎ、濃い食事、寝不足、スマートフォンやパソコンによる目の酷使などなどを極力避けて、自身の感度をあげることで日々の変化を感じて、きのうよりここがこう良くなったと感じれることが脳の良くなるスイッチをいれることになっていきますし施術効果もあがります。