生きている限り何かしらの症状が誰にでもあります。元気で痛いとこがどこにもないという人でも、聞けば必ず何かでてきます。
私はそれでいいと思っています。
症状は体からのメッセージで、今の生活をどこか変えてほしいと言っていたり、何かをしてほしいという訴えであり、自分自身が良くなるための機会を与えられた、いわばチャンスです。
体はただ単にその痛みを取り除いてほしいと言っているわけではないんです。
ケガなどは、スポーツをして捻ったから痛くなったからではなく、ケガをしてしまうような状態の体にスポーツをする前からなっていたんです。
そこをよくしないとまた繰り返します。
当院ではその痛みがどこと関連していて、どうすればよくなるのかを体の反射テストをしながら、探していきます。
その反射テストとは、その人自身がその症状とどう向き合うかで差が出てきます。
「本人がその症状を本当に自分で良くしたい!」
「なんで自分にはこんな症状がでているのか?」
「それについてをどう考え、そのために今まで何をしてきたか」
そして答えを知っているのはその人自身の体です。
体はなぜこのような症状があるか、どうすれば解決できるのかを知っています。
そのために反射テストをして答えをその人の体に聞きます。
そこは本人が「なぜそうなったのか?」を真剣に考えていなければ正確な答えを導き出すことができません。
そして難しい症状になればなるほど、その人自身が勉強した体に関する知識などが必要な場合があります。
つまりただ寝ていて勝手に誰かが良くしてくれるということはないんです。
一緒に考えてその答えを探す必要があるんです。
そして出てくる答えは一つではありません。体の調整で良くなることもあれば、それと同じ効果がある食べ物があるかもしれません。または着ている服を変えたり、何かを想像するだけで良くなる場合もあります。
まだまだ未知の領域があるとは思います。人間は機械ではないし教科書通りでもありません。
当院ではその答えを探すお手伝いをさせていただいています。