オープンキャンパスの始まる時期になりましたね。
娘の受験を通して感じたことです。
受験相談やオープンキャンパスにたくさん、参加しました。
学校の先生や、在校生の方に直接お話を聞いてみて
今までのイメージがかなり変わりました。
４年制大学、３年制の短大、３年制の専門学校合わせて２０校以上行きました。
私の個人的な考えでは、大学に比べて専門学校のほうが
受験は簡単、つまり、勉強内容も、時間も楽に済むとおもっていました。
でも、実際はそうとも言えません。
学校のレベルによっては違いはあると思いますが、
看護科の専門学校の競争率はかなり高い！
そして、受験科目もきっちり理系が入っているところが多いです。
私が説明会に行ったところは推薦で、
数学、生物、（又は化学）、国語、小論文、面接がほとんどでした。
もちろん、数Ⅲまでは必要ありませんでしたが。
大学は推薦の場合、英、国のみ、数学と英語から１教科選択と国語、生物と国語、
英語と小論文、面接という感じで文系の２教科でも受けられるところが多かったのです。
テスト範囲も目立った違いはなかったです。
実際、在校生の方に聞くと、専門学校を全部落ちて、大学に入ったという人が
多かったのです。
これは、学費の問題のようです。
３年制の専門学校、短大でも４年制の大学でも資格はとれるのですが
大学では教職、保健師資格が取れ、給料も専門学校卒に比べて
少し、高いというメリットがあります。
ただ、看護科の勉強だけでも大変らしく、教職、保健師資格を取れるのは
成績の優秀な学生のみで、１学年の定員約８０名のうち
２，３名という話を聞いてびっくりしました。
学費としては、
専門学校は色々ですが、３年で３００万以内、のところもたくさんあります、
短大では６００万弱、大学では７５０万弱というのが平均でしょうか。
こういう現実があるので、専門学校の競争率が高いようですね。
保健師や助産師の資格は病院に勤務してからも
病院の援助を受けて取ることができる場合も多く、
大学で高い学費を払うより、そのほうが得という人もいました。
３年間で専門的な学習＋大学でとるような単位も取る短大は
この中では１番過酷なのかもしれませんね。
夏休みも１週間しかないそうですし・・・
ここ数年、看護科を作る大学がとても増えていますが
入ってからやめてしまう学生の数もかなり多いそうです。
説明会には是非たくさん参加してじっくり選んだほうがいいですね。
できれば、ご両親と一緒に行くといいと思います。
経験談として…