今日は月経前の胃の痛み、吐き気、むかつきを含む不調についてのお話です。
PMDD・・・月経前不快気分障害
PMS・・・月経前症候群
この症状に悩まされる女性は近年増えています。
原因となるのはプロゲステロン、プロスタグロンジン、ストレスこのあたりです。
プロゲステロンは月経の10日ほど前から増え、胃の働きを弱めたり、
食欲を増加させたりします。
これは、子宮周辺の筋肉の動きを弱め、受精卵を守ろうとしているのですが
胃腸の動きも同時に弱め、消化しにくい状態を作ります。
プロスタグロンジンは生理前から出てきて生理の前半でピークを
迎えます。子宮の収縮を活発にさせますが胃にも作用するために
胃痛が起こりやすい状態になります。
そして、ストレスがこの上に加わると自律神経が乱れ不快気分が増徴し
余計に気分が悪くなります。
この時に胃薬を飲むと胃、自体が弱くなります。
血液循環をよくし、血液の流れを良くする生活をしましょう。
アリシンという血液の流れを良くする成分が入ったニンニクなどを
よくとり、就寝1時間前に入浴したり、軽いストレッチ、ウォーキング
などをするのもよいです。
中には旅行に行ったり、買い物、映画などで気分転換したり
マッサージすることで緩和される場合もあります。
不快気分障害の部分は気分転換やリラックスで軽減も可能なようです。
定期的に起こる症状なので、自分でコツを見つけて軽減できればいいですね。